
家の中で突然ムカデに遭遇し、ゾッとした経験はありませんか?寝室や子供部屋に出ることを考えると、夜も安心して眠れませんよね。
ムカデ対策グッズは種類が多く、「どれが本当に効くの?」「子供やペットがいても安全?」と悩んでしまう方も多いはずです。
この記事では、害虫駆除のプロが数ある市販品の中から本当に効果のある最強のムカデ撃退グッズをランキング形式でご紹介します。
さらに、室内・屋外といった場所別の選び方のポイントから、二度とムカデを寄せ付けないための予防策、万が一遭遇した際の正しい対処法まで、ムカデに関するあらゆる悩みを解決する情報を網羅しました。
結論として、ムカデ対策で最も重要なのは「侵入させない予防」と「遭遇した際の速攻駆除」を目的別に使い分けることです。
この記事を読めば、あなたのお家に最適な対策が分かり、ムカデのいない安心な生活を取り戻せます。
目次
まずは結論から プロが選ぶ最強ムカデ撃退グッズ総合ランキングTOP5
数あるムカデ撃退グッズの中から、駆除のプロが「効果」「使いやすさ」「安全性」の3つの観点で厳選した最強のおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。
家の中や外、発生状況に合わせて最適なアイテムを見つけるための参考にしてください。
まずはこのランキングから選べば、ムカデ対策で失敗することはありません。
1位 侵入防止と駆除を両立「アース製薬 虫コロリアース(粉剤)」
ムカデ対策で最も重要な「侵入させない」ことにおいて、絶大な効果を発揮するのが「虫コロリアース(粉剤)」です。
家の基礎や外壁に沿って帯状に撒くだけで、強力なバリアを形成。
ムカデだけでなく、ヤスデやゲジゲジ、ダンゴムシなど様々な這う虫の屋内への侵入を長期間防ぎます。
有効成分シフルトリンが速効性と持続性を両立させており、薬剤に触れたムカデを確実に駆除します。
さらに、撥水パウダー配合で雨に強く、効果が持続しやすいのも嬉しいポイント。
万が一家の中で遭遇してしまった際にも、直接振りかければ駆除剤として使用できる汎用性の高さも評価され、堂々の1位となりました。
2位 置くだけ簡単室内対策「アース製薬 ムカデコロリ 毒餌剤」
「寝室やリビングなど、室内で薬剤を撒くのは抵抗がある」という方に最適なのが、置き型の毒餌剤「ムカデコロリ」です。
ムカデが好むエビや肉のパウダーを配合した毒餌で、暗くて狭い場所を好むムカデの習性を利用しておびき寄せ、食べさせて駆除します。
容器に入っているため薬剤が飛散する心配がなく、玄関や窓際、壁際などムカデが侵入しやすい場所に置くだけで対策が完了する手軽さが魅力です。
一度で食べきれなくても、ムカデが隠れ家に戻ってから効果が現れるため、他のムカデが潜んでいる場所ごと対策できる可能性も。
室内での確実な駆除と安全性を両立したい家庭におすすめです。
3位 目の前のムカデを速攻凍結「フマキラー 凍殺ジェット」
突如として現れたムカデを、とにかく今すぐ無力化したい時に最強の効果を発揮するのが「凍殺ジェット」です。
マイナス85℃の超低温スプレーを噴射することで、ムカデの動きを瞬時に止めます。
殺虫成分を一切使用していないため、キッチンや食卓の近く、ペットや小さなお子様がいる部屋でも安心して使用できるのが最大のメリット。
薬剤独特のニオイやベタつきもなく、使用後の処理も簡単です。
ただし、大型のムカデに対しては完全に絶命させるまでに時間がかかる場合があるため、動きが止まったことを確認してから、火バサミなどで捕獲して処分するのが確実です。
いざという時のためにお守りとして1本常備しておくと安心感が違います。
4位 広範囲に効くスプレー「キンチョー ムカデキンチョール」
遭遇時の直接駆除と、侵入予防の「待ち伏せ効果」を一本で実現する便利なスプレーが「ムカデキンチョール」です。
速効性に優れた駆除成分と、効果が長持ちする持続成分をWで配合。
目の前のムカデに直接スプレーすれば素早く退治できるのはもちろん、玄関や窓のサッシ、通気口といったムカデの侵入経路にあらかじめスプレーしておくことで、その上を通ったムカデを駆除する待ち伏せ殺虫が可能です。
効果は約1ヶ月持続するため、定期的にスプレーすることで侵入されにくい環境を作れます。
屋外の壁面など、粉剤を撒きにくい場所の予防策としても非常に有効です。
5位 天然成分で安心「吉田飼料 ムカデブロック」
化学殺虫成分を使わずにムカデを遠ざけたい、という方に絶大な支持を得ているのが「ムカデブロック」です。
国産の天然ヒノキから抽出した木タールを主成分としており、ムカデが本能的に嫌う強烈なニオイで家への侵入を防ぎます。
固形タイプで、袋のままムカデが出そうな場所に置くだけなので設置も簡単。効果は約2ヶ月持続します。
殺虫効果はないため、あくまでムカデを寄せ付けないための「忌避剤」ですが、その効果は高く評価されています。
特に、寝室のベッド周りや子供部屋、ペットのいる空間など、安全性を最優先したい場所の予防策として最適。
他の殺虫剤と組み合わせて使うことで、より強固なムカデ対策が実現します。
【失敗しない】ムカデ撃退グッズの選び方3つのポイント
ムカデ対策グッズは数多く販売されていますが、「どれを選べばいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
効果的な対策を行うには、状況に応じた最適なグッズを選ぶことが何よりも重要です。
ここでは、プロの視点から、失敗しないムカデ撃退グッズの選び方を3つのポイントに絞って徹底解説します。
このポイントを押さえれば、あなたの家に最適な一品が必ず見つかるはずです。
使用場所で選ぶ 室内用か屋外用か
ムカデ対策の基本は「家の中に侵入させないこと」と「家の中で遭遇した際に駆除すること」です。
そのため、グッズを使用する場所が「室内」か「屋外」かによって、選ぶべき種類が大きく異なります。
室内で使用する場合は、人やペットへの安全性が最も重要視されます。
特に、寝室や子供部屋など長時間過ごす空間では、薬剤の臭いが少なく、床や家具を汚さないものが好まれます。
具体的には、ムカデが潜んでいそうな場所に置くだけの「置き型毒餌剤」や、天然成分を使用した「忌避スプレー」がおすすめです。
万が一ムカデに遭遇してしまった時のために、殺虫成分を含まない「冷却スプレー」を常備しておくと安心です。
一方、屋外で使用するグッズは、家の周り全体をムカデから守るためのものです。
雨や風に強く、効果が長持ちする持続性が求められます。
家の基礎周りや換気口、エアコンの室外機周辺など、ムカデの侵入経路となりやすい場所にバリアを張るように使用する「粉剤」や「粒剤」が最も効果的です。
また、玄関や窓サッシなど、ピンポイントで侵入を防ぎたい場所には、忌避効果のある屋外用スプレーを定期的に吹き付けておくと良いでしょう。
目的で選ぶ 今すぐ駆除か侵入予防か
ムカデ撃退グッズを選ぶ際は、「今すぐ目の前のムカデを何とかしたい」のか、「そもそもムカデが家に入ってこないようにしたい」のか、目的を明確にすることが大切です。
室内でムカデに遭遇してしまったなど、「今すぐ駆除」したい場合には、即効性のあるスプレータイプの殺虫剤が有効です。
特に、マイナスの冷気でムカデの動きを瞬時に止める「冷却(凍結)スプレー」は、殺虫成分が含まれていないため、キッチンや食品の近く、ペットがいる空間でも比較的安心して使用できます。
確実に仕留めたい場合は、ピレスロイド系の殺虫成分を含んだ専用スプレーが効果的ですが、使用後は十分に換気することを忘れないでください。
一方で、「侵入予防」を目的とする場合は、長期的に効果が持続するグッズを選びましょう。
前述の通り、家の周りに撒く「粉剤」は、物理的なバリアとして非常に高い予防効果を発揮します。
また、室内への侵入を許してしまった場合に備え、毒餌を食べさせて駆除する「置き型毒餌剤」を設置しておくのも有効な対策です。
さらに、ムカデが嫌うヒノキやハッカ油などの成分を利用した「忌避剤」を玄関や網戸、通気口などに使用することで、ムカデを寄せ付けない環境を作ることができます。
安全性で選ぶ 子供やペットがいる家庭向けの注意点
小さなお子様やペット、特に猫や小動物がいるご家庭では、撃退グッズの安全性が最も重要な選択基準となります。
化学殺虫成分はムカデに対して高い効果を発揮しますが、人やペットにとっても有害となる可能性があるため、使用には細心の注意が必要です。
安全性を最優先するなら、天然由来成分を使用したグッズを選びましょう。
ハッカ油やヒノキチオール、木酢液など、植物由来の成分で作られた忌避剤は、化学薬品に比べて効果は穏やかですが、安心して使用できるのが最大のメリットです。
また、遭遇時の駆除には、殺虫成分を一切含まない「冷却スプレー」が最適です。
これらの製品を選ぶ際は、パッケージに「天然成分」「食品由来成分」といった記載があるかを確認すると良いでしょう。
もし化学殺虫成分を含む製品(粉剤や毒餌剤など)を使用する場合は、設置場所に最大限の配慮をしてください。
お子様やペットの手が届かない、口に入らない場所(例:家具の裏、シンク下収納の奥、天井裏など)を選んで設置・散布することが絶対条件です。
特に、猫は殺虫剤によく使われるピレスロイド系の成分を体内で分解する能力が低いとされており、中毒症状を引き起こす危険性があります。
製品を使用する前には必ず注意書きを熟読し、用法・用量を厳守してください。
【場所別】おすすめのムカデ撃退グッズを徹底比較
ムカデ対策は、闇雲にグッズを使っても十分な効果は得られません。
ムカデが出没する「場所」の特性を理解し、それぞれに最適な撃退グッズを選ぶことが成功への鍵となります。
室内と屋外では、求められる効果や安全性への配慮が大きく異なるためです。
この章では、「室内向け」と「屋外向け」に分け、それぞれの場所で最も効果を発揮するグッズのタイプと、その具体的な使い方を詳しく解説していきます。
ご自宅の状況と照らし合わせながら、最適な一品を見つけてください。
室内向けのムカデ撃退グッズ
室内でムカデに遭遇した場合、恐怖心はもちろん、就寝中に噛まれるといった実害の危険性も高まります。
そのため、室内での対策は「安全に、そして確実に対処する」ことが最優先事項となります。
薬剤の飛散が気になるリビングや寝室、万が一の遭遇時にパニックにならずに対応できるグッズなど、状況に応じた選び方が重要です。
ここでは、室内での使用に特化したおすすめのグッズを2つのタイプに分けてご紹介します。
寝室や子供部屋には安全性の高い置き型タイプ
小さなお子様やペットがいるご家庭、薬剤の匂いや飛散が気になる寝室などでは、安全性を最優先した対策が求められます。
そこでおすすめなのが、容器に入った毒餌をムカデに食べさせて駆除する「置き型タイプ(ベイト剤)」です。
代表的な製品である「アース製薬 ムカデコロリ 毒餌剤」などは、ムカデが好む餌で容器の中に誘い込み、中で食べさせる仕組みです。
薬剤が直接外部に露出していないため、誤って触れてしまうリスクが低いのが最大のメリット。
玄関や窓際、壁際、家具の隙間といったムカデの侵入経路や通り道になりそうな場所に複数設置しておくだけで、知らぬ間に侵入してきたムカデを駆除してくれます。
効果は約1ヶ月持続するものが多いため、定期的に交換することで継続的な予防効果が期待できます。
遭遇時に即効性のある冷却スプレータイプ
突如として目の前にムカデが現れた際、殺虫剤をスプレーするのに抵抗がある方も多いでしょう。
特にキッチンや食卓の近く、ペットや子供が遊ぶスペースでは、薬剤の飛び散りが心配です。
そんな時に絶大な効果を発揮するのが、殺虫成分を含まない「冷却スプレータイプ」です。
「フマキラー 凍殺ジェット」に代表されるこのタイプは、マイナス数十度の超低温の冷気でムカデの動きを瞬時に止めます。
殺虫成分を使用していないため、室内でも場所を選ばずに安心して使用できるのが大きな利点です。
薬剤による床のベタつきや嫌な匂いも残らないため、後処理も非常に簡単。
ただし、大型のムカデは一度では絶命しない場合もあるため、動きが完全に止まるまで数秒間噴射し続けるのがポイントです。
目の前の敵を安全かつ速やかに無力化したい場合に、一本常備しておくと安心です。
屋外向けのムカデ撃退グッズ
家の中でムカデに遭遇しないための最も効果的な対策は、そもそも「家に一匹も侵入させない」ことです。
屋外での対策は、この侵入防止を目的とした「バリア」をいかに強固に作るかが重要になります。
家の周り全体を囲む対策と、玄関や窓といったピンポイントの侵入経路を塞ぐ対策を組み合わせることで、ムカデが近寄れない環境を構築しましょう。
家の周りには侵入を防ぐ粉剤タイプ
家の外周からのムカデの侵入を阻止する上で、最も強力な効果を発揮するのが「粉剤タイプ」です。
家の基礎に沿って帯状に薬剤を撒くことで、物理的な防衛ラインを構築します。
ムカデがこの粉剤の上を通過すると、体に付着した有効成分によって駆除されます。
「アース製薬 虫コロリアース(粉剤)」などの製品は、撥水効果のあるシリコーンオイルで有効成分をコーティングしており、雨に強く効果が長持ちするのが特徴です。
散布する際は、家の基礎から少し離れた場所に、幅5cm〜10cmほどで途切れることなく一周ぐるりと撒くのが効果的。風のない日を選び、マスクや手袋を着用して作業しましょう。
建物の土台を丸ごとガードすることで、ムカデだけでなく、ダンゴムシやヤスデなど他の不快害虫の侵入も同時に防ぐことができます。
玄関や窓には忌避効果のあるスプレータイプ
粉剤を撒きにくい玄関のドア周りや窓のサッシ、網戸、換気口の周辺などは、ムカデにとって格好の侵入経路となります。
こうしたピンポイントの隙間対策には、忌避(きひ)効果のある「スプレータイプ」が最適です。
「キンチョー ムカデキンチョール」のような侵入防止効果を謳ったスプレーは、あらかじめ吹き付けておくことで、薬剤が付着した場所をムカデが嫌って避けるようになります。
遭遇時に直接噴射して駆除することも可能ですが、予防として使う場合は、2週間〜1ヶ月に一度、玄関ドアの枠や窓のサッシ、網戸、通気口といった怪しい隙間にスプレーしておきましょう。
特に、細い隙間にも噴射しやすいノズル付きの製品を選ぶと、より効果的に対策できます。
粉剤による外周のガードと、スプレーによる隙間のガードを組み合わせることで、鉄壁の侵入防止体制を築くことが可能です。
グッズだけじゃない ムカデを家に寄せ付けないための予防策
最強のムカデ撃退グッズを使っても、ムカデが次々と侵入してくる環境では根本的な解決にはなりません。
実は、グッズによる対策と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「ムカデを寄せ付けない環境づくり」です。
ムカデは暗く、湿気が多く、餌が豊富な場所を好みます。
ここでは、ムカデが住み着きにくい家にするための具体的な予防策を2つのポイントに分けて詳しく解説します。
ムカデの侵入経路を物理的に塞ぐ
ムカデは非常に体が平たく、数ミリ程度のわずかな隙間さえあれば簡単に屋内に侵入してきます。
まずは、家中のあらゆる隙間を徹底的にチェックし、物理的に侵入経路を断つことが重要です。
これはムカデだけでなく、ゴキブリやクモといった他の害虫の侵入防止にも繋がります。
【主な侵入経路と対策】
・窓、網戸、サッシの隙間
網戸が破れていたり、サッシとの間に隙間があったりすると、そこから侵入されます。ホームセンターなどで購入できる隙間テープを貼って隙間を埋め、網戸の破れは補修シールで修繕しましょう。
・エアコンのドレンホース
室外機に繋がるドレンホースの排出口は、ムカデの格好の侵入経路です。ホースの先端に専用の防虫キャップを取り付けるか、目の細かいネットやストッキングを輪ゴムで固定するだけでも高い効果が期待できます。
・換気扇や通気口
キッチンやお風呂の換気扇、壁にある24時間換気の通気口なども要注意です。フィルターが設置されていない、または目が粗い場合は、専用の防虫フィルターやネットを取り付けて侵入を防ぎましょう。
・壁のひび割れや基礎の隙間
家の外壁にできたひび割れ(クラック)や、基礎コンクリートとの間にできた隙間は、絶好の侵入ルートになります。小さなひび割れであれば、DIY用のコーキング材やパテで埋めることができます。大きな亀裂や多数のひび割れがある場合は、専門業者に相談することも検討してください。
ムカデが好む湿気と餌をなくす
ムカデが家に侵入する目的は、快適な隠れ家と餌を探すためです。
彼らが好む「湿気」と「餌」を徹底的に排除することで、ムカデにとって魅力のない家に変えることができます。
【湿気対策】
ムカデは乾燥を嫌い、ジメジメした場所を好みます。特に家の内外で湿気が溜まりやすい場所は重点的に対策しましょう。
・屋内:キッチンや洗面所、浴室などの水回りは使用後にしっかり換気し、水気を拭き取ります。押し入れやクローゼット、ベッドの下など、空気が滞留しやすい場所には除湿剤を置くと効果的です。
・屋外:家の周りに植木鉢やプランターを直接置いていると、その下に湿気が溜まりムカデの隠れ家になります。台の上に置くなどして風通しを良くしましょう。また、落ち葉や枯れ草、放置された廃材などもムカデの住処となるため、こまめに掃除して庭を清潔に保つことが大切です。
【餌(エサ)対策】
ムカデの主食は、ゴキブリやクモ、コオロギなどの昆虫です。
つまり、家にこれらの虫がいると、それを捕食するためにムカデが侵入してくる可能性が高まります。
アース製薬の害虫駆除なんでも事典でも解説されているように、ムカデの餌となる害虫を駆除することが、結果的にムカデ予防に繋がります。
室内の食べかすや生ゴミはすぐに片付け、ゴキブリ用の毒餌剤を設置するなど、餌となる虫を発生させないための対策を並行して行いましょう。
家の中からムカデの餌をなくすことで、侵入してくる動機そのものを断つことができます。
ムカデに遭遇した時のNG行動と正しい対処法
家の中で突然ムカデに遭遇すると、その不気味な姿にパニックになってしまうかもしれません。
しかし、間違った対処法は被害を拡大させる危険性があります。
ここでは、ムカデに遭遇した際に絶対にやってはいけないNG行動と、安全かつ確実な正しい対処法を詳しく解説します。
絶対に素手で触らない!ムカデの毒の危険性
ムカデに遭遇した際、最もやってはいけないのが「素手で触る」ことです。
ムカデは顎(牙)に毒を持っており、身の危険を感じると噛みついてきます。
死んでいるように見えても、反射的に噛みついてくることがあるため、絶対に直接触れないでください。
ムカデの毒には、ヒスタミンやセロトニンといった成分が含まれており、噛まれるとハチに刺されたような激しい痛みに襲われます。
患部は赤く腫れあがり、しびれや灼熱感を伴うことも少なくありません。
特に、過去にムカデに噛まれたことがある場合、アナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
呼吸困難やめまい、意識障害などの症状が現れた場合は、命に関わるため、直ちに救急車を呼んでください。
叩いて潰すのはNG!二次被害のリスク
目の前のムカデをスリッパや丸めた新聞紙などで叩き潰したくなるかもしれませんが、この方法も避けるべきです。
ムカデを叩き潰すと、毒を含んだ体液が周囲に飛び散る可能性があります。
この体液が皮膚に付着すると、炎症やかぶれを引き起こす原因になります。
また、壁や床に体液のシミが残ってしまい、掃除が大変になるというデメリットもあります。
さらに、潰したムカデがメスだった場合、体内に卵を抱えている可能性もゼロではありません。
潰した衝撃で卵がまき散らされ、家の中で新たなムカデが繁殖する…という最悪の事態を招くリスクも考えられます。
確実な駆除と二次被害の防止のためにも、叩き潰すのはやめましょう。
【落ち着いて行動】ムカデの正しい対処法と駆除手順
ムカデを発見したら、まずは慌てずに距離を取り、落ち着いて対処しましょう。
安全に駆除するための具体的な方法をいくつかご紹介します。
熱湯をかける
ムカデは熱に弱い生き物です。一般的に45℃以上のお湯で死滅すると言われています。
火傷に十分注意しながら、沸騰したお湯をムカデにかけるのは非常に効果的な方法です。
ただし、フローリングや畳など、床材によっては熱で傷んだり変色したりする可能性があるため、場所を選んで使用してください。
お風呂場などで遭遇した際には最適な方法と言えるでしょう。
冷却スプレーを使う
本記事のランキングでも紹介した「凍殺ジェット」のような、薬剤を使わない冷却タイプの殺虫スプレーもおすすめです。
マイナス数十度の冷気でムカデの動きを瞬時に止め、凍らせて駆除します。
殺虫成分が含まれていないため、お子様やペットがいるご家庭の室内でも比較的安心して使用できるのが大きなメリットです。
床や壁が汚れる心配もありません。
殺虫剤で駆除する
最も手軽で確実なのが、ムカデ専用の殺虫スプレーを使用することです。「ムカデキンチョール」などの専用品は、速効性に優れた成分が配合されており、数秒でムカデを駆除できます。
ムカデが逃げ込む隙を与えないよう、少し離れた場所から確実にスプレーしましょう。
トングなどで物理的に捕獲する
殺虫剤を使いたくない場合は、長い火ばさみやトングでムカデを捕獲する方法もあります。
しっかりと掴んだら、熱湯を入れたバケツに入れるか、ビニール袋に密閉して処分しましょう。
捕獲する際は、ムカデが暴れても落とさないよう、滑りにくいトングなどを使用するのがポイントです。
もしムカデに噛まれてしまったら?応急処置と病院へ行く目安
万が一ムカデに噛まれてしまった場合は、慌てずに応急処置を行うことが重要です。
適切な処置が、その後の痛みや腫れを大きく左右します。
Step1: 43℃以上のお湯で毒を洗い流す
まず、噛まれた箇所をすぐに流水で洗い流します。
このとき、冷水ではなく43℃~46℃程度の少し熱めのお湯を使うのがポイントです。
ムカデの毒の主成分はタンパク質なので、熱によって毒の働きを弱める効果(熱変性)が期待できます。
最低でも5分以上、シャワーなどで患部にお湯を当て続けましょう。
逆に冷やしてしまうと、毒が体内に留まり痛みが長引くことがあるため注意が必要です。
Step2: 薬を塗って患部を冷やす
お湯で十分に洗い流した後は、痛みや腫れを抑えるために、抗ヒスタミン成分やステロイド成分が含まれた軟膏(虫刺され用の市販薬など)を塗ります。
薬を塗った上から、保冷剤や氷をタオルで包んだもので患部を冷やすと、痛みが和らぎます。
Step3: すぐに病院へ行くべき症状
通常、痛みや腫れは数日で治まりますが、以下のような症状が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
- 噛まれた箇所の腫れや痛みが非常に強い、または時間とともに悪化する
- 吐き気、めまい、頭痛、発熱、悪寒、呼吸困難などの全身症状がある(アナフィラキシーの可能性)
- 小さなお子様、高齢者、アレルギー体質の方が噛まれた場合
受診する際は、皮膚科が専門となりますが、夜間や休日で全身症状が出ている場合は、救急外来を受診しましょう。
まとめ
この記事では、プロの視点から最強のムカデ撃退グッズをランキング形式でご紹介するとともに、失敗しない選び方から場所別の最適な対策、根本的な予防策までを網羅的に解説しました。
ムカデ対策の結論は、殺虫剤などのグッズを使った「駆除・予防」と、ムカデが住みにくい環境を作る「環境整備」を組み合わせることが最も重要です。
ムカデ撃退グッズを選ぶ際は、「使用場所(室内・屋外)」「目的(駆除・予防)」「安全性(子供やペットの有無)」の3つのポイントを基準に選びましょう。
総合的に最もおすすめなのは、家の周りに撒くことで侵入防止と駆除の両方の効果が期待できる「アース製薬 虫コロリアース(粉剤)」です。
室内には、置くだけで簡単な「アース製薬 ムカデコロリ 毒餌剤」や、遭遇時に即効性があり薬剤を使わない「フマキラー 凍殺ジェット」を使い分けるのが効果的です。
しかし、グッズだけに頼るのではなく、ムカデの侵入経路となる隙間を塞ぎ、餌となるゴキブリなどを駆除し、好物である湿気を溜めないように換気や除湿を徹底することが、長期的にムカデを寄せ付けないための鍵となります。
万が一ムカデに遭遇してしまっても、絶対に素手で触ったり叩き潰したりせず、冷却スプレーや熱湯などで安全に対処してください。
本記事で紹介したグッズと予防策を実践し、ご自身の住環境に合わせた最適な対策を行うことで、ムカデの恐怖から解放された安心・快適な生活を手に入れましょう。