お庭や家の中にまで現れるダンゴムシの大量発生。
自力での駆除に限界を感じていませんか?不快なダンゴムシを根本から駆除し再発を防ぐには、専門業者への依頼が最も確実で近道です。
この記事では、駆除にかかる費用相場から優良業者の選び方、作業内容、おすすめ業者までを徹底比較。
あなたに最適な解決策が必ず見つかります。
目次
ダンゴムシの発生を放置するリスクと駆除の必要性
庭先や玄関、ベランダ、時には家の中まで現れるダンゴムシの群れ。
「気持ち悪い」と感じるだけでなく、「何か害はないのだろうか」「なぜこんなに増えてしまったのか」と不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
ダンゴムシは1匹見かけると、その周辺には数十匹、数百匹が潜んでいると言われています。
その不快な光景に、精神的なストレスを感じる方も少なくありません。
この章では、ダンゴムシを放置することの具体的なリスクと、なぜ専門家による駆除が必要なのかを詳しく解説します。
まずは現状を正しく理解し、適切な対策への第一歩を踏み出しましょう。
不快なだけじゃない ダンゴムシがもたらす実害とは
ダンゴムシは、ムカデやハチのように人を刺したり咬んだりすることはなく、病原菌を媒介する害虫でもありません。
基本的には土壌の有機物を分解してくれる「益虫」の一面も持っています。
しかし、それはあくまで数が少ない場合の話です。
ひとたび大量発生すると、私たちの生活にさまざまな実害をもたらす厄介な存在へと変わります。
まず最も大きな被害は、その見た目による「精神的苦痛」です。
壁や床を無数のダンゴムシが這い回る光景は、虫が苦手な方でなくても強い不快感や嫌悪感を抱くものです。
特に小さなお子様がいるご家庭では、衛生面での不安も尽きないでしょう。
また、ガーデニングや家庭菜園をされている方にとっては、「食害」も深刻な問題です。
ダンゴムシは基本的に腐った植物(腐葉土)を好みますが、大量発生して餌が不足すると、植えたばかりの苗や柔らかい新芽、イチゴやナスの実、パンジーなどの花びらまで食べてしまうことがあります。
大切に育てている植物が被害に遭うのは、非常につらいものです。
さらに、屋外だけでなく家の中に侵入してくるケースも少なくありません。
窓のサッシの隙間やドアの下、換気口などから入り込み、床や壁を徘徊します。
ダンゴムシそのものに毒性はありませんが、死骸やフンが乾燥して空気中に舞い上がり、アレルギーの原因となる可能性も指摘されています。
ダンゴムシがいるということは、彼らが好む「湿度の高い環境」が家の中やその周辺に存在している証拠でもあり、カビや他の害虫(ヤスデ、ワラジムシなど)の発生にも繋がる可能性があります。
なぜダンゴムシは大量発生するのか 家や庭の主な原因
「去年まではこんなにいなかったのに…」と不思議に思う方もいるかもしれません。
ダンゴムシが大量発生するには、必ず彼らにとって「住みやすい環境」が整っているという原因があります。
ダンゴムシはエビやカニと同じ甲殻類の仲間で、陸上で生活するために独自の進化を遂げましたが、呼吸は皮膚や「鰓(えら)」で行うため、乾燥に非常に弱い生き物です。
そのため、常に湿っていて暗い場所を好みます。
ご自宅の周りに、以下のような場所がないかチェックしてみてください。
- 落ち葉や枯れ草が溜まった場所:ダンゴムシにとって最高の隠れ家であり、餌場にもなります。
- 植木鉢やプランターの下、受け皿:常に湿っており、日光が当たらないため、絶好の繁殖場所です。
- 敷石やレンガ、ウッドデッキの下:地面との間にできる隙間と湿気が、ダンゴムシの楽園となります。
- エアコンの室外機周辺や物置の裏:日陰でジメジメしやすく、見過ごされがちな発生源です。
- 建物の基礎周り:コンクリートのひび割れや、水はけの悪い土壌は、格好の住処になります。
これらの環境は、ダンゴムシだけでなく、ナメクジやヤスデ、ムカデといった他の不快害虫にとっても快適な場所です。
つまり、ダンゴムシの大量発生は、他の害虫も呼び寄せているサインかもしれないのです。
自力でのダンゴムシ駆除が難しい理由
ダンゴムシの姿を見て、慌てて市販の殺虫剤を撒いた経験がある方も多いでしょう。
しかし、しばらくするとまた同じように発生してしまい、いたちごっこにウンザリしていませんか?自力での完全な駆除が難しいのには、いくつかの理由があります。
第一に、「目に見える個体は氷山の一角」であることです。
日中に見かけるダンゴムシは、全体のほんの一部に過ぎません。
土の中や落ち葉の下、石の裏などには、その何十倍もの個体や、これから孵化する無数の卵が潜んでいます。
表面に薬剤を撒くだけでは、これらの発生源に潜む個体まで根絶することはできません。
第二に、「発生原因の特定と改善が困難」な点です。
前述の通り、ダンゴムシの発生には湿気や餌となる有機物が関係していますが、その根本原因を突き止め、庭全体の環境を改善するのは専門的な知識と経験が必要です。
例えば、水はけの悪さが原因であれば、土壌の改良や排水設備の設置といった対策が必要になる場合もあります。
第三に、「薬剤の安全性と効果の限界」です。
市販の薬剤は手軽ですが、効果が一時的であったり、ペットやお子様、大切な植物に悪影響を及ぼすリスクも考慮しなければなりません。
適切な薬剤を適切な場所に適切な量だけ使用するには、専門的な判断が求められます。
また、家屋への侵入経路となっている僅かな隙間をすべて見つけ出して塞ぐ作業も、素人には非常に困難です。
これらの理由から、一時しのぎの対策を繰り返すよりも、根本原因から解決してくれる専門業者に依頼することが、結果的に最も確実で効率的な方法と言えるのです。
ダンゴムシ駆除を専門業者に依頼する3つの大きなメリット
「ダンゴムシくらい自分で駆除できる」と考えていませんか?確かに、市販の殺虫剤を使えば一時的に目の前のダンゴムシを駆除することは可能です。
しかし、大量発生している場合、その場しのぎの対策ではすぐに元通りになってしまうことがほとんどです。
専門業者に依頼することは、一見費用がかかるように見えますが、実はそれ以上の価値あるメリットがあります。
ここでは、プロに任せるべき3つの大きな理由を詳しく解説します。
メリット1 根本原因から徹底的に駆除し再発を防ぐ
自分で駆除を行ってもダンゴムシが何度も現れるのは、目に見える個体を駆除しているだけで、発生源が手付かずになっているからです。
ダンゴムシは湿気が多く、隠れ場所となる落ち葉や腐葉土が豊富な場所を好んで巣を作ります。
プロの駆除業者は、長年の経験と専門知識に基づき、ダンゴムシの生態を熟知しています。
業者はまず、庭の植木鉢の下、ウッドデッキの隙間、建物の基礎周り、雨どいの下など、素人では見逃しがちな場所を徹底的に調査し、発生源となっている場所を正確に特定します。
そして、単に殺虫剤を散布するだけでなく、湿気の原因となっている水はけの悪い土壌の改善提案や、巣になりやすい腐葉土や瓦礫の撤去など、環境改善まで含めた総合的なアプローチを行います。
この「根本原因の除去」こそが、再発を長期間にわたって防ぐための最も重要な鍵となるのです。
メリット2 プロ仕様の安全な薬剤と専門知識
ドラッグストアなどで手に入る家庭用殺虫剤は誰でも安全に使えるように成分が調整されているため、効果が限定的であったり、持続性が短かったりすることがあります。
一方、専門業者は、一般には流通していないプロ仕様の薬剤を使用します。
これらの薬剤は、高い駆除効果と長い持続性(残効性)を兼ね備えており、ダンゴムシの成虫だけでなく、卵や幼虫にも効果を発揮するものを状況に応じて選択します。
さらに重要なのが、薬剤を安全に使用するための専門知識です。
プロは、小さなお子様やペット、家庭菜園の植物など、ご家庭の状況に合わせて薬剤の種類や散布方法を細かく調整します。
例えば、ペットが近づく場所には安全性の高いベイト剤(毒餌)を設置し、人が触れる可能性のない床下や壁の隙間には残効性の高い薬剤を散布するなど、的確な判断で効果を最大化しつつ、人や環境へのリスクを最小限に抑えます。
薬剤の使用には農薬取締法などの法律も関わってきますが、正規の業者はこうした法令も遵守しているため、安心して任せることができます。
メリット3 面倒な作業の手間と時間を節約できる
ダンゴムシの大量発生に自力で立ち向かうのは、想像以上に大変な作業です。
まず、どこに潜んでいるのか発生源を探し回り、大量の虫の死骸を片付け、再発防止のために庭の手入れをする…これらをすべて自分で行うには、多くの時間と労力、そして精神的な負担が伴います。
特に、虫が苦手な方にとっては、大きなストレスとなるでしょう。
専門業者に依頼すれば、こうした一連の面倒な作業をすべてプロに一任できます。
問い合わせから現地調査、駆除作業、後片付けまで、専門家が迅速かつ効率的に進めてくれるため、貴重な休日を駆除作業に費やす必要がなくなります。
その時間で、家族と過ごしたり、趣味に打ち込んだりできるのです。
ダンゴムシの姿を見ることなく、不快な思いをせずに問題を解決できる精神的なメリットは計り知れません。
時間的・精神的なコストを考えれば、プロに依頼することは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。
ダンゴムシ駆除の費用相場 業者に頼むといくらかかる?
ダンゴムシの駆除を専門業者に依頼する場合、費用は被害の状況や建物の広さによって大きく変動しますが、一般的な戸建て住宅における駆除作業の費用相場は、おおよそ8,000円~30,000円程度です。
ただし、これはあくまで目安であり、大量発生していて広範囲にわたる駆除や、床下など特殊な場所での作業が必要な場合は、50,000円以上になることもあります。
料金の内訳や変動要因を正しく理解し、適正価格で依頼することが重要です。
駆除業者の料金体系の内訳 基本料金と追加料金について
駆除業者の料金は、主に「基本料金」と「追加料金」で構成されています。
見積もりを取る際には、どこまでが基本料金に含まれ、どのような場合に追加料金が発生するのかを必ず確認しましょう。
不明瞭な料金体系の業者は避け、内訳を丁寧に説明してくれる業者を選ぶことがトラブル回避の鍵となります。
【基本料金に含まれることが多い項目】
- 出張費:作業員が現場へ向かうための費用です。エリアによっては無料の場合もあります。
- 調査・見積もり費:被害状況を確認し、作業内容と料金を算出するための費用です。多くの業者では無料で行っています。
- 基本的な駆除作業費:薬剤散布など、基本的な駆除作業にかかる人件費です。
【追加料金が発生する主なケース】
- 薬剤費:使用する薬剤の種類や量に応じて発生します。特に、人体やペットへの安全性が高い特殊な薬剤を使用する場合に追加されることがあります。
- 広範囲の作業:一定の面積(例:20㎡)を超える場合、面積に応じて追加料金がかかることがあります。
- 特殊な場所での作業:床下、天井裏、壁の中など、作業が困難な場所での駆除には追加の技術料が発生します。
- 侵入経路の封鎖作業:再発防止のために、ひび割れを塞ぐコーキング処理や、通気口へのネット設置などを行う場合の材料費・作業費です。
- 時間外対応:早朝や深夜、休日などの対応を依頼する場合、割増料金がかかることが一般的です。
被害状況や建物の広さで費用は変動する
ダンゴムシ駆除の費用は、画一的なものではなく、個々の状況によって大きく異なります。
費用を左右する主な要因は「被害状況」と「建物の広さ(作業範囲)」です。
被害状況による費用の違い
庭先で数匹見かける程度と、家の中にまで侵入し、床下で大量発生しているケースでは、駆除の難易度も作業時間も全く異なります。
発生源が特定しやすく、駆除が容易な場合は費用も安く済みますが、発生源が複数ある、または特定が困難な場合は、調査と駆除に時間がかかり費用が高くなる傾向にあります。
建物の広さや種類による費用の違い
駆除作業を行う面積が広ければ広いほど、使用する薬剤の量や作業時間が増えるため、料金は高くなります。料金体系は業者によって異なり、「一戸建て一式」で設定している場合もあれば、「1㎡あたり〇〇円」と面積に応じて算出する場合もあります。
- 庭や玄関周りのみの駆除:8,000円~15,000円程度
- 戸建て全体(床下含む)の駆除:20,000円~50,000円程度
- マンション・アパート(一室):8,000円~20,000円程度
上記はあくまで一例です。
正確な料金を知るためには、必ず現地調査に基づいた見積もりを取得してください。
料金を安く抑えるコツは複数の業者から見積もりを取ること
ダンゴムシ駆除の費用を少しでも安く、かつ納得のいく内容で依頼するためには、「相見積もり(あいみつもり)」が最も効果的です。
相見積もりとは、複数の業者から同じ条件で見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討することです。
最低でも2~3社から見積もりを取ることをお勧めします。
これにより、その地域の料金相場を把握できるだけでなく、各社の対応や提案内容を比較できます。
例えば、A社は料金が安いけれど保証がない、B社は少し高いが再発保証や侵入経路の封鎖まで提案してくれる、といった違いが見えてきます。
見積もりを依頼する際は、以下の点を確認しましょう。
- 見積もりは無料か
- 料金の内訳(基本料金、薬剤費、作業費など)が明確か
- 追加料金が発生する可能性とその条件
- 作業内容の詳細(どこに、どのような方法で駆除を行うか)
- 再発した場合の保証の有無と内容
ただし、単に「一番安い業者」を選ぶのは危険です。
極端に安い料金を提示する業者は、必要な作業を省略したり、後から高額な追加料金を請求したりする可能性があります。
料金だけでなく、作業内容、実績、担当者の対応、アフターフォローまで含めて総合的に判断し、最も信頼できると感じた業者に依頼することが、結果的に満足度の高い駆除につながります。
プロのダンゴムシ駆除業者が行う作業内容と依頼からの流れ
ダンゴムシ駆除を専門業者に依頼した場合、具体的にどのようなことをしてくれるのでしょうか。
ここでは、問い合わせから駆除完了、そしてアフターフォローまでの一連の流れを4つのステップに分けて詳しく解説します。
プロならではの徹底した作業内容を知ることで、安心して依頼できるようになります。
ステップ1 無料相談と現地調査
まず初めに行うのが、電話やウェブサイトの問い合わせフォームからの無料相談です。
この段階で、ダンゴムシの発生場所(庭、室内、浴室など)、発生量、建物の状況(戸建て、マンション、築年数など)、どのようなことでお困りかといった現状を伝えます。
専門のオペレーターが丁寧にヒアリングを行い、おおまかな状況を把握してくれます。
次に、専門のスタッフが実際に自宅へ訪問し、無料の現地調査を行います。
プロの目線で、ダンゴムシが大量発生している根本的な原因を徹底的に調査します。
具体的には、以下のような点を重点的にチェックします。
- 生息場所の特定:庭の落ち葉の下、植木鉢の裏、石やタイルの下、腐った木材の周辺など、ダンゴムシが潜んでいる場所を特定します。
- 発生源の調査:湿気が多くジメジメした環境がどこにあるか、ダンゴムシの餌となる腐葉土やカビ、コケなどがないかを確認します。
- 侵入経路の確認:基礎コンクリートのひび割れ、換気口、サッシの隙間、配管の周りなど、家屋への侵入経路となっている可能性のある箇所を洗い出します。
調査後、結果を基にした最適な駆除プランと、作業内容の内訳が明記された見積書が提示されます。
この際、なぜこの作業が必要なのか、どのような効果が期待できるのかといった説明をしっかり受け、内容に納得した上で契約に進むことが重要です。
ステップ2 状況に応じた最適な駆除作業
見積もりと作業内容に合意したら、いよいよ駆除作業の開始です。
専門業者は、市販の殺虫剤とは異なるプロ仕様の薬剤や機材を使用し、状況に応じた最適な方法で駆除を行います。
主な作業は、薬剤の散布です。
ダンゴムシの生態や習性を熟知したプロが、特定した生息場所や発生源、建物の基礎周りや侵入経路となりうる隙間などに、効果的かつピンポイントで薬剤を散布します。
使用される薬剤は、高い殺虫効果と長い効果持続期間(残効性)を兼ね備えたものが中心です。
また、お子様やペットがいるご家庭でも安心して依頼できるよう、安全性に配慮した薬剤の選定や、作業前の丁寧な説明、養生などを徹底してくれます。
薬剤散布だけでなく、ダンゴムシが好む餌に殺虫成分を混ぜたベイト剤(食毒剤)を設置することもあります。
これは、ダンゴムシを誘引して巣ごと駆除する効果が期待できる方法です。
状況によっては、薬剤だけでなく物理的な清掃や捕獲トラップの設置などを組み合わせて、より徹底的な駆除を目指します。
ステップ3 発生源の改善と侵入経路の封鎖
ダンゴムシの駆除において最も重要なのは、一時的に数を減らすことではなく、再発させないことです。
そのため、プロの業者は駆除作業と並行して、ダンゴムシが再び発生・侵入しないための環境改善と物理的な対策を講じます。
発生源の改善
ダンゴムシが好むジメジメした環境を改善するためのアドバイスや作業を行います。
例えば、庭に堆積した落ち葉や枯れ草の除去、水はけの悪い場所の改善提案、床下の湿気対策として調湿剤の設置や換気扇の取り付けを提案する場合もあります。
侵入経路の封鎖
現地調査で特定した家屋への侵入経路を物理的に塞ぎます。
基礎部分の小さなひび割れを補修材で埋めたり、エアコンの配管や換気扇の周りの隙間をコーキング剤で密閉したり、通気口に防虫ネットを取り付けたりといった作業です。
これにより、ダンゴムシだけでなく、ヤスデやワラジムシ、ムカデといった他の不快害虫の侵入も同時に防ぐ効果が期待できます。
ステップ4 アフターフォローと保証制度
全ての作業が完了したら、それで終わりではありません。
優良な駆除業者は、アフターフォローも充実しています。
作業後には、実施した作業内容や使用した薬剤、封鎖した侵入経路などをまとめた作業報告書を提出してくれます。
同時に、今後の再発防止のために日常生活で気を付けるべき点(庭の手入れ方法、換気の重要性など)について、プロの視点から具体的なアドバイスをもらえます。
さらに、多くの業者では「再発保証制度」を設けています。
これは、保証期間内に万が一ダンゴムシが再発生した場合に、無料で再調査・再施工を行ってくれる心強いサービスです。
保証の期間や内容は業者やプランによって異なるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
こうした手厚いアフターフォローがあるからこそ、安心して任せることができるのです。
失敗しない優良なダンゴムシ駆除業者の選び方 5つのポイント
ダンゴムシ駆除を業者に依頼する際、どの業者を選べば良いか迷う方も多いでしょう。
残念ながら、業者の中には高額な請求をしたり、ずさんな作業を行ったりする悪質なケースも存在します。
ここでは、信頼できる優良な駆除業者を見極めるための5つの重要なポイントを詳しく解説します。
ポイント1 駆除実績と利用者の口コミを確認する
業者の信頼性を判断する上で最も分かりやすい指標が、これまでの駆除実績です。
長年の経験を持つ業者は、様々な現場状況に対応できる豊富な知識と技術を蓄積しています。
公式サイトに掲載されている具体的な施工事例や、創業からの年数を確認してみましょう。
特に、戸建て住宅やマンション、庭など、ご自身の状況と似たケースでの実績が豊富であれば、より安心して任せることができます。
また、公式サイトの情報だけでなく、実際にサービスを利用した第三者の「口コミ」や「評判」も必ずチェックしましょう。
GoogleマップのレビューやSNS、害虫駆除専門の比較サイトなどには、利用者のリアルな声が投稿されています。
作業員の対応の丁寧さ、駆除効果の持続性、問い合わせへの返答の速さなど、公式サイトだけでは分からない実態を知るための貴重な情報源となります。ただし、極端に良い評価ばかりが並んでいる場合は注意が必要です。
複数の情報源を比較検討し、総合的に判断することが大切です。
ポイント2 見積もりが無料で料金体系が明確か
優良な駆除業者の多くは、契約前の現地調査や見積もりを無料で提供しています。
まずは複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討する「相見積もり」が基本です。
見積もりが有料の業者は、比較検討の段階でハードルが高くなるため、避けた方が無難でしょう。
見積もりを依頼する際は、料金体系の明確さを必ず確認してください。
提示された金額に何が含まれているのか(基本料金、出張費、薬剤費、作業費など)、追加料金が発生する可能性があるのかを事前に詳しく説明してくれる業者は信頼できます。
「一式〇〇円」といった曖昧な見積もりではなく、作業内容ごとの単価や数量が記載された詳細な見積書を提出してもらいましょう。
作業後に不当な追加料金を請求されるトラブルを避けるためにも、必ず書面(またはPDFなどのデータ)で見積もりを受け取り、内容に納得した上で契約に進むことが重要です。
ポイント3 質問に対して丁寧な説明をしてくれるか
問い合わせや現地調査の際に、こちらの質問や不安に対して専門用語を避け、分かりやすく丁寧に説明してくれるかどうかも重要な判断基準です。
信頼できる業者は、依頼者の不安に寄り添い、誠実に対応してくれます。
例えば、以下のような質問を投げかけてみましょう。
・「なぜ我が家でダンゴムシが大量発生しているのでしょうか?」(原因分析力)
・「どのような薬剤を使いますか?小さな子供やペットがいますが安全性は大丈夫ですか?」(安全性への配慮)
・「駆除作業にはどのくらいの時間がかかりますか?作業中はずっと家にいる必要がありますか?」(具体的な作業計画)
・「駆除後、再発させないために自分でできることはありますか?」(アフターフォローの姿勢)
これらの質問に対して、明確で納得のいく答えを返してくれるかを確認してください。
逆に、質問をはぐらかしたり、契約を急かしたり、過度に不安を煽るような話し方をしたりする業者は注意が必要です。
担当者の人柄や対応の質も、安心して作業を任せられるかどうかの大切な要素です。
ポイント4 再発保証などアフターサービスが充実しているか
ダンゴムシは湿気と餌があれば何度でも発生する可能性がある害虫です。
そのため、一度駆除しただけで安心せず、その後の再発に備えることが重要になります。
優良な業者は、駆除作業の技術力に自信があるからこそ、充実したアフターサービスや再発保証制度を設けています。
契約前に、保証の有無だけでなく、その具体的な内容を必ず確認しましょう。
チェックすべき点は、「保証期間の長さ(例:3ヶ月、1年など)」「保証が適用される条件(どのような場合に無償で再施工してくれるのか)」「保証内容が書面に明記されているか」などです。
「保証付き」という言葉だけに安心せず、詳細な条件をしっかりと把握しておくことで、万が一再発した際もスムーズに対応してもらえます。
ポイント5 損害保険に加入しているか
万が一のトラブルに備え、業者が「請負業者賠償責任保険」などの損害保険に加入しているかを確認することも忘れてはいけません。
プロの作業であっても、予期せぬアクシデントが起こる可能性はゼロではありません。
例えば、薬剤の散布によって庭の大切な草花が枯れてしまったり、作業中に家財や建物を傷つけてしまったりといったケースが考えられます。
保険に加入している業者であれば、こうした万が一の損害に対してもきちんと補償してもらえます。
公式サイトに保険加入の旨が記載されているか、または見積もり時に直接質問して確認しましょう。
損害保険への加入は、依頼者を守るだけでなく、業者の責任感の高さを示す一つの証とも言えます。
また、業者の信頼性を測る指標として、業界団体に所属しているかどうかも参考になります。
例えば、一般社団法人 日本ペストコントロール協会の会員である業者は、協会の定める基準や知識・技術の水準を満たしていると考えられ、一つの安心材料となるでしょう。
【比較】おすすめのダンゴムシ駆除業者2選
ダンゴムシ駆除を依頼したいと思っても、数多くの業者の中からどこを選べば良いか迷ってしまいますよね。
ここでは、駆除実績が豊富で、利用者からの評判も良いおすすめの駆除業者を2社厳選してご紹介します。
料金体系やサービス内容、対応エリアなどを比較し、ご自身の状況に最適な業者を見つけるための参考にしてください。
害虫駆除110番
「すぐにでも相談したい」「地方だけど対応してくれるか不安」という方におすすめなのが、害虫駆除110番です。
日本全国に広がる加盟店ネットワークを活かし、スピーディーな対応を実現しています。
参考:害虫駆除110番の口コミ(評判)を紹介!シロアリ・ゴキブリ・ハチ駆除を頼む前に知るべき全知識
特徴
害虫駆除110番の最大の強みは、その対応力と透明性の高い料金体系にあります。
- 24時間365日受付対応:深夜や早朝でもコールセンターが対応してくれるため、ダンゴムシの大量発生に気づいた時にいつでも相談できる安心感があります。
- 全国どこでも対応可能:日本全国をカバーする加盟店ネットワークにより、お住まいの地域を問わず、最短で即日の現地調査や駆除作業が可能です。
- 見積もり後の追加料金なし:現地調査に基づいた見積もりを提示し、お客様が納得してから作業を開始します。作業後に追加料金を請求される心配がないため、安心して依頼できます。
- プロによる徹底駆除:ダンゴムシの生態を熟知したプロが、発生状況や侵入経路を特定し、根本原因から解決を目指します。
料金の目安
不快害虫の駆除は8,800円(税込)からとなっていますが、被害状況や作業範囲によって料金は変動します。
まずは無料の現地調査と見積もりを依頼し、正確な費用を確認することをおすすめします。
公式サイト
より詳しい情報や無料相談は、公式サイトをご確認ください。
ムシプロテック
駆除後の再発防止や、手厚いアフターフォローを重視する方には、ムシプロテックがおすすめです。
顧客満足度の高さを掲げ、丁寧な対応と確実な施工で支持されています。
参考:ムシプロテックの口コミ・評判を徹底調査!料金やゴキブリ等の外注駆除の効果は?
特徴
ムシプロテックは、駆除して終わりではなく、その後の安心まで提供することに力を入れています。
- 業界最長クラスの再発保証:施工内容に自信があるからこそ、最長5年間の再発保証制度を設けています(※適用条件は要確認)。万が一、ダンゴムシが再発した場合でも無償で対応してもらえるため、長期的な安心が得られます。
- 自社スタッフによる一貫対応:問い合わせから施工、アフターフォローまで全て自社の専門スタッフが対応するため、情報伝達がスムーズで、責任の所在も明確です。
- 安全性への配慮:日本有害生物管理協会に所属し、安全な薬剤の使用を徹底しています。駆除作業の際には、周辺環境やご家族への配慮を欠かしません。
- 24時間受付・即日対応:全国の営業所から、最短で即日の対応が可能です。急なトラブルにも迅速に駆けつけてくれます。
料金の目安
ダンゴムシを含む害虫駆除の料金は13,200円(税込)からとなっています。
こちらも被害の程度や建物の広さによって変動するため、まずは無料見積もりで詳細を確認しましょう。
公式サイト
保証内容やサービスの詳細については、公式サイトでご確認いただけます。
業者による駆除後に自分でできるダンゴムシの再発防止策
専門業者による徹底的な駆除は非常に効果的ですが、ダンゴムシが再び発生しないようにするためには、お客様ご自身による日々の環境改善が欠かせません。
プロの作業で一度リセットされたクリーンな状態を維持し、ダンゴムシが棲みつきにくい環境を保つための具体的な再発防止策をご紹介します。
庭や家の周りの湿気対策
ダンゴムシは、暗くジメジメした湿気の多い場所を好んで生息します。
この習性を理解し、彼らが好む環境を根本から取り除くことが、最も効果的な再発防止策の第一歩です。
庭や家の周辺から湿気の原因を取り除きましょう。
落ち葉や枯れ草をこまめに掃除する
庭に積もった落ち葉や枯れ草、刈り取ったまま放置された雑草は、ダンゴムシにとって最高の隠れ家兼食料となります。
内部の湿度を高く保ち、格好の繁殖場所を提供してしまうため、定期的な清掃が重要です。
特に、建物の北側や物陰など、日当たりが悪く乾きにくい場所は念入りに掃除しましょう。
防草シートを敷いて雑草の発生を抑制するのも長期的な対策として有効です。
植木鉢やプランターの置き場所を見直す
ガーデニングで使う植木鉢やプランターの底は、常に湿っており、ダンゴムシが大量に潜んでいることがよくあります。
地面に直接置いていると、鉢底と地面の間に湿気がこもり、ダンゴムシの絶好の住処となってしまいます。
レンガやブロック、市販のフラワースタンドやすのこなどを活用して鉢底を地面から離し、風通しを良くするだけで大きな改善効果が期待できます。
また、水やりの際に受け皿に溜まった水は、こまめに捨てる習慣をつけましょう。
水はけの悪い場所を改善し不用品を整理する
庭の特定の場所だけ水はけが悪く、水たまりができやすい場合は、ダンゴムシの発生源になっている可能性があります。
土や砂利を入れて地面を平らにしたり、排水溝が詰まっている場合は掃除をしたりして、水が溜まらないように改善しましょう。
また、庭に長期間放置されている木材、石、ブロック、ビニールシートなどの資材も、下部に湿気を溜め込みダンゴムシの隠れ家になります。
不要なものは処分し、必要なものも地面から浮かせて保管するなど、整理整頓を心がけてください。
ダンゴムシの侵入経路を物理的に塞ぐ
ダンゴムシは屋外の害虫というイメージが強いですが、わずかな隙間を見つけて屋内へ侵入してくることもあります。
特に、夜間や雨の日に活動が活発になり、室内に現れて不快な思いをすることも少なくありません。
物理的に侵入経路を断つことで、家の中への侵入を防ぎます。
主な侵入経路としては、以下のような場所が挙げられます。
- 基礎コンクリートや外壁のひび割れ
- 窓や玄関ドアのサッシの隙間
- エアコンの配管を通す壁の穴の隙間
- 換気口や通気口
- 網戸の破れや隙間
これらの隙間は、ホームセンターなどで購入できるコーキング剤やパテを使って簡単に埋めることができます。
換気口には目の細かい防虫ネットやフィルターを取り付けるのがおすすめです。
また、ドアの下に隙間がある場合は、隙間テープを貼ることで侵入を防げます。
業者による駆除作業の際に侵入経路を指摘してもらい、その箇所を重点的に塞ぐとより効果的です。
市販の忌避剤を補助的に活用する
環境改善と侵入経路の封鎖を行った上で、補助的に市販の忌避剤(きひざい)や殺虫剤を使用するのも有効です。
家の基礎周りや玄関、窓の下など、ダンゴムシに侵入されたくない場所に帯状に撒く粉剤タイプは、効果の持続性が高くおすすめです。
雨が降ると効果が薄れることがあるため、天候を見ながら定期的に散布し直しましょう。
サッシのレールや換気口など、粉剤が使いにくい場所にはスプレータイプの殺虫剤が便利です。
製品の注意書きをよく読み、小さなお子様やペットがいるご家庭では、天然成分由来の製品を選ぶなど配慮しましょう。
まとめ
ダンゴムシの大量発生は、見た目の不快感だけでなく植物への食害といった実害も引き起こします。
湿気の多い場所を好むため自力での完全な駆除は難しく、根本的な解決には専門業者への依頼が最も確実です。
プロは原因を特定し、再発防止策まで徹底してくれます。
後悔しないためには、複数の業者から無料で見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することが重要です。
この記事を参考に、信頼できる業者を見つけて快適な環境を取り戻しましょう。