コウモリ 駆除

屋根裏から聞こえる物音、もしかしてコウモリかもしれません。

放置すると健康被害や家屋の劣化に繋がるため、早めの対策が重要です。

この記事では、法律で保護されているコウモリの正しい駆除手順、費用相場、優良な専門業者の選び方まで網羅的に解説。

駆除費用を安く抑えるコツも紹介します。

この記事を読めば、コウモリ被害の不安を解消し、安心して暮らせる家を取り戻せます。

目次

もしかして屋根裏にコウモリ?放置は危険な害獣被害に繋がります

「最近、屋根裏からカサカサ、バタバタと不審な物音がする」「天井にシミができて、なんだか獣臭い…」そんなお悩みはありませんか?その正体は、家に住み着いたコウモリかもしれません。

コウモリと聞くと、どこか可愛らしいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、家屋に侵入したコウモリは放置すると深刻な被害をもたらす「害獣」です。

気づかないふりをしていると、ご自身やご家族の健康、そして大切な住まいに取り返しのつかないダメージが及ぶ可能性があります。

まずは、コウモリが引き起こす被害の深刻さを正しく理解することが、対策の第一歩です。

コウモリが引き起こす深刻な健康被害と建物へのダメージ

屋根裏に住み着いたコウモリを放置すると、衛生面と建物の両方に甚大な被害が発生します。

具体的にどのようなリスクがあるのか見ていきましょう。

健康への被害:感染症やアレルギーのリスク

コウモリのフンや尿は、さまざまな病原菌やウイルスの温床です。

乾燥したフンが粉末状になって空気中に飛散し、それを吸い込むことで健康被害を引き起こす恐れがあります。

特に注意すべきなのが、人獣共通感染症(ズーノーシス)のリスクです。

  • 感染症のリスク:海外ではコウモリが媒介する重篤な感染症が報告されています。日本に生息するアブラコウモリから直接的に重い病気に感染するリスクは極めて低いとされていますが、コウモリのフンに含まれるカビが原因で「ヒストプラズマ症」などの呼吸器疾患を引き起こす可能性はゼロではありません。
  • アレルギーや喘息の悪化:フンや尿が原因で発生する悪臭やカビ、ホコリは、アレルギー性鼻炎や気管支喘息の症状を悪化させる原因となります。
  • 外部寄生虫による被害:コウモリの体には、コウモリマルヒメダニやコウモリトコジラミといった吸血性のダニやノミが寄生しています。コウモリが巣を離れたり、数が増えすぎたりすると、これらの寄生虫が人間の生活空間に侵入し、就寝中に吸血されることがあります。刺されると激しいかゆみや皮膚炎を引き起こし、安眠を妨げます。

建物へのダメージ:資産価値の低下

コウモリが長期間住み着くと、大切なマイホームに深刻なダメージを与え、資産価値を大きく低下させます。

  • フン尿による汚損と悪臭:屋根裏に溜まった大量のフンや尿は、強烈なアンモニア臭を放ちます。その臭いは屋根裏だけでなく、室内にも充満し、快適な生活を脅かします。
  • 建材の腐食とシミ:フンや尿の酸性は、天井の断熱材や木材を腐食させ、強度を低下させます。また、天井板にシミを作り、見た目を損なうだけでなく、最悪の場合は天井が抜け落ちる危険性もあります。
  • 不動産価値の下落:害獣被害があった物件は、買い手や借り手から敬遠されがちです。悪臭や建物の損傷は、売却や賃貸に出す際の査定額に大きく影響し、資産価値を著しく下げてしまいます。

なぜコウモリは屋根裏を好むのか

そもそも、なぜコウモリは好んで民家の屋根裏に侵入するのでしょうか。

その理由は、コウモリの生態と日本家屋の構造にあります。

日本で家屋に住み着くコウモリのほとんどは「アブラコウモリ(通称:イエコウモリ)」という種類です。

アブラコウモリにとって、屋根裏は以下のような絶好の環境なのです。

  • 安全性:カラスやヘビ、猫といった天敵から身を守ることができる安全な隠れ家になります。
  • 快適な温度と環境:雨風をしのげ、直射日光によって暖められた屋根裏は、日中の休息場所や冬眠場所、そして夏の繁殖・子育ての場所として非常に適しています。
  • 侵入のしやすさ:アブラコウモリは非常に体が小さく、わずか1.5cm程度の隙間があれば簡単に侵入できてしまいます。瓦の隙間、換気口、壁のひび割れ、エアコン配管の貫通部など、私たちが気づかないような小さな隙間が、彼らにとっては格好の出入り口となるのです。

一度快適な場所だと認識されると、毎年同じ場所に戻ってきて繁殖を繰り返し、その数はあっという間に増えてしまいます。

屋根裏から聞こえる音やフンで害獣を特定する方法

屋根裏の物音の正体を突き止めるには、聞こえる「音」と、もしあれば「フン」の特徴を確認するのが有効です。

ただし、フンを調べる際は、感染症予防のため必ずマスクと手袋を着用し、直接手で触れないようにしてください。

音による特定

害獣の種類によって、活動時間や立てる音に特徴があります。

  • コウモリ:夕方から夜間、明け方にかけて「カサカサ」「カタカタ」という小さな音や、羽ばたきの「バサバサ」という音が聞こえます。「キィキィ」という甲高い鳴き声がすることもあります。
  • ネズミ:夜間に天井裏を「トトト…」と走り回る音や、「カリカリ」と何かをかじる音が特徴です。
  • ハクビシン・イタチ:夜行性で、「ドタドタ」「バタバタ」と比較的大きな足音がします。体の大きいハクビシンは特に大きな音を立てます。

フンによる特定

フンは害獣を特定する上で最も確実な証拠となります。

  • コウモリのフン:大きさは5mm~1cm程度で、細長く、黒または茶色をしています。乾燥していて非常に脆く、指で軽くつまむとパサパサと崩れるのが最大の特徴です。これは主食である昆虫の外骨格が消化されずに残っているためです。
  • ネズミのフン:米粒ほどの大きさで黒っぽく、先端が尖っています。あちこちに散らばっていることが多いです。
  • ハクビシンのフン:5cm~15cmと長く太いのが特徴。果物や野菜の種が混じっていることが多く、同じ場所にフンを溜める「ためフン」をします。
  • イタチのフン:細長く、水分が多くて強い臭いを放ちます。動物食のため、毛が混じっていることもあります。

これらの特徴から、屋根裏にいるのがコウモリの可能性が高いと感じたら、被害が拡大する前に早急な対策が必要です。

しかし、ご自身での駆除は法律で禁止されており、非常に危険です。

次の章では、その理由と正しい対処法について詳しく解説します。

自分でコウモリ駆除はNG!鳥獣保護管理法と知っておくべきリスク

屋根裏にコウモリがいると気づいたとき、「なんとか自分で追い出せないか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ご自身でのコウモリ駆除は法律違反になる可能性があり、健康面や安全面でも非常に高いリスクを伴います。

安易な自己判断は、かえって事態を悪化させかねません。

ここでは、なぜ自分でコウモリを駆除してはいけないのか、その具体的な理由と潜む危険性について詳しく解説します。

コウモリは法律で守られている保護動物

日本に生息するコウモリのほとんどは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって保護されている動物です。

アブラコウモリ(イエコウモリ)など、家屋に侵入するコウモリも例外ではありません。

この法律により、国や自治体の許可なくコウモリを捕獲したり、殺傷したりすることは固く禁じられています。

もちろん、巣や卵、ヒナがいる場合も同様です。

もし許可なく捕獲や殺傷を行った場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い罰則が科される可能性があります。

市販の忌避スプレーなどを使って「追い出す」行為自体は、直接的な捕獲や殺傷には当たらないため、直ちに違法となるわけではありません。

しかし、追い出し方が不適切でコウモリを傷つけたり、衰弱させて死なせてしまったりした場合は、法律に抵触する恐れが十分にあります。

安全かつ合法的に対処するためには、法律の知識と専門技術を持ったプロの業者に任せるのが唯一の方法です。

参考:環境省「鳥獣保護管理法の概要」

自力での駆除が危険な理由と失敗するケース

法律上の問題だけでなく、自力でのコウモリ駆除には様々な危険が伴います。

専門知識や適切な装備がないまま作業を行うと、深刻な被害に繋がる可能性があります。

健康被害のリスク

コウモリの体やフンには、人体に有害な病原菌や寄生虫が付着していることがあります。不用意に近づくだけで、健康を害するリスクがあります。

  • 感染症のリスク:コウモリは、狂犬病ウイルス、ハンタウイルス、ニパウイルスなど、様々な人獣共通感染症の媒介動物となる可能性があります。また、乾燥して空気中に飛散したフンを吸い込むことで、ヒストプラズマ症などの深刻な呼吸器系疾患を引き起こす危険性もあります。
  • 寄生虫による被害:コウモリには、コウモリマルヒメダニやコウモリトコジラミといった吸血性のダニ・ノミが寄生していることが多くあります。コウモリが巣を離れた後、これらの寄生虫が人やペットを吸血対象として探し、室内で繁殖して二次被害を引き起こすケースも少なくありません。

作業中の事故・ケガのリスク

コウモリが巣を作りやすい屋根裏は、暗く、狭く、足場が不安定な危険な場所です。

慣れない方が作業を行うと、思わぬ事故に繋がることがあります。

  • 転落・転倒:薄暗い屋根裏で足を踏み外し、天井を踏み抜いて転落する事故は後を絶ちません。脚立からの落下も大きな怪我の原因となります。
  • 感電や火災:屋根裏には複雑な電気配線が通っていることが多く、誤って傷つけてしまうと感電や漏電、火災を引き起こす危険性があります。
  • 建物の破損:侵入口を塞ぐ際に、誤って建材や断熱材を破壊してしまうことがあります。不適切な修理は、雨漏りや新たな害獣の侵入経路を作る原因にもなります。

駆除に失敗する典型的なケース

専門的な知識や技術がないまま駆除を試みても、根本的な解決には至らず、状況を悪化させてしまうことがほとんどです。

  • 追い出しの失敗:市販の忌避剤やくん煙剤、超音波装置などを使っても、効果は一時的です。コウモリが薬剤に慣れてしまったり、屋根裏の奥深くや壁の隙間など、効果の届かない場所に移動したりするだけで、完全に追い出すことは困難です。
  • 侵入口の封鎖ミス:最も多い失敗例が、侵入口の特定ミスです。コウモリは1〜2cm程度のわずかな隙間からでも出入りできます。素人目には特定が難しく、一部の出入口を塞いでも、他の隙間から再び侵入されてしまいます。
  • コウモリの閉じ込め:屋根裏にまだコウモリが残っている状態で全ての侵入口を塞いでしまうと、コウモリを内部に閉じ込めてしまいます。逃げ場を失ったコウモリは壁の中などで死んでしまい、その死骸が腐敗することで強烈な悪臭やウジ・ハエなどの害虫を大量発生させる最悪の事態を招きます。

これらのリスクを避けるためにも、屋根裏のコウモリ被害に気づいたら、決して自分で対処しようとせず、速やかに害獣駆除の専門業者へ相談することが、最も安全で確実な解決策と言えるでしょう。

プロの害獣駆除業者が行う屋根裏コウモリ対策の全手順

「屋根裏のコウモリを駆除したい」と思っても、専門の業者が具体的に何をしてくれるのか分からず、依頼をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

コウモリ駆除は、単に追い出すだけでなく、再発防止と衛生環境の回復まで含めて完了となります。

ここでは、プロの害獣駆除業者が行う屋根裏コウモリ対策の一般的な手順を4つのステップに分けて詳しく解説します。

ステップ1 被害状況の徹底調査と見積もり提示

コウモリ駆除の第一歩は、正確な被害状況の把握から始まります。

経験豊富なプロの作業員が、お客様からのヒアリングと現地調査を徹底的に行います。

主な調査内容は以下の通りです。

  • 聞き取り調査:いつから物音がするようになったか、フンをどこで見たか、どんな被害で困っているかなど、お客様から詳しく状況を伺います。
  • 屋根裏の内部調査:安全を確保した上で屋根裏に入り、コウモリの種類(主にアブラコウモリ)、生息数、フンの量と範囲、断熱材の汚損状況などを確認します。必要に応じてファイバースコープ(暗視カメラ)を使い、狭い隙間の奥までチェックすることもあります。
  • 建物の外部調査:コウモリの侵入経路となっている隙間を特定します。屋根の継ぎ目、壁のひび割れ、換気口、シャッターの隙間など、1〜2cm程度のわずかな隙間も見逃しません。外壁に付着したコウモリのフンや尿の跡(ラッキングサイン)も重要な手がかりです。

調査結果に基づき、どのような作業が必要になるかを具体的に説明し、詳細な見積書を提示します。

この時点で、作業内容や費用に関する疑問点をすべて解消しておくことが重要です。

信頼できる業者であれば、内訳が明確で分かりやすい見積書を提出してくれます。

ステップ2 安全な方法によるコウモリの追い出し作業

コウモリは「鳥獣保護管理法」によって保護されており、許可なく捕獲したり殺傷したりすることは法律で禁じられています。

そのため、プロの業者はコウモリを傷つけずに安全に追い出すための専門的な技術を用います。

主な追い出し方法は以下の通りです。

  • 忌避剤(きひざい)の使用:コウモリが嫌がるハッカ油などを主成分とした専用の忌避スプレーや、燻煙剤(くんえんざい)を屋根裏などで使用します。コウモリに直接危害を加えることなく、棲み処から自然に出ていくよう促します。
  • 一方通行の出口の設置:特定した主要な侵入口に「エクスクルージョンデバイス」と呼ばれる、外には出られるが中には戻れない特殊な装置を取り付けます。これにより、餌を探しに外へ出たコウモリが巣に戻れなくなり、建物を傷つけることなく効率的に追い出すことが可能です。

追い出し作業は、コウモリが活動を始める夕方から夜間にかけて行われるのが一般的です。

ただし、夏場の繁殖期には、まだ飛べない子どもが巣に残っている可能性があるため、親子ともに安全に追い出せるよう、作業時期を調整したり、より慎重な方法を選択したりします。

ステップ3 コウモリの侵入口の封鎖と再発防止策

コウモリの追い出し作業以上に重要なのが、この侵入口の封鎖作業です。

追い出しに成功しても、侵入経路がそのままでは必ず同じ場所にコウモリが戻ってきてしまいます。

再発を完全に防ぐため、コウモリが出入りしていた隙間をすべて物理的に塞ぎます。

  • 徹底的な封鎖作業:パンチングメタル(穴の開いた金属板)、金網、シーリング材、漆喰など、建物の構造や材質に適した資材を使い分け、コウモリが侵入できないように隙間を塞ぎます。換気口など、空気の流れを確保する必要がある場所は、機能を損なわないようメッシュ素材で覆います。
  • 再発防止策:現在使われている侵入口だけでなく、今後侵入される可能性のある他の脆弱な箇所も、予防的に封鎖工事を提案することがあります。これにより、建物の防除レベルを格段に高めることができます。

この封鎖作業の精度が、駆除業者の技術力の見せ所です。

わずかな隙間も見逃さない丁寧な作業が、長期的な安心に繋がります。

ステップ4 フンの清掃と殺菌・消毒作業

コウモリを追い出し侵入口を塞いだら、最後に衛生環境を回復させるための清掃と消毒作業を行います。

屋根裏に溜まったフンは、放置すると深刻な健康被害や建物の劣化を引き起こす原因となります。

  • フンの除去:作業員は防護服、防塵マスク、ゴーグルを着用し、安全を徹底した上で作業を開始します。専用のバキュームでフンを吸引除去し、量が多い場合は手作業で丁寧に回収・梱包して処分します。
  • 殺菌・消毒・消臭:フンがあった場所を中心に、専門の殺菌・消毒剤を噴霧器で散布します。コウモリのフンや尿には、カビや病原菌、ダニ・ノミなどの寄生虫が含まれている可能性があるため、徹底的な消毒が不可欠です。強烈なアンモニア臭を除去するための消臭作業も同時に行います。
  • 断熱材の交換:フンや尿で著しく汚染された断熱材は、清掃だけでは衛生状態を回復できない場合があります。その際は、部分的な交換や全交換を提案することもあります。

これらの全ステップを経て、コウモリの駆除は完了となります。

単に追い出すだけでなく、被害の根本原因である侵入口を塞ぎ、汚染された環境を元に戻すまでがプロの害獣駆除業者の仕事です。

屋根裏のコウモリ駆除にかかる費用の相場と料金の内訳

屋根裏のコウモリ駆除を業者に依頼する際、最も気になるのが「費用」ではないでしょうか。

被害状況や建物の構造によって料金は大きく変動するため、一概に「いくら」とは言えませんが、事前に費用の相場や内訳を把握しておくことで、適正価格で信頼できる業者を選ぶ手助けになります。

この章では、コウモリ駆除にかかる費用の全体像を詳しく解説します。

コウモリ駆除の費用はいくら?料金相場を解説

屋根裏のコウモリ駆除にかかる費用の総額は、一般的に20,000円~300,000円程度が相場です。

ただし、これはあくまで目安であり、被害の規模や建物の状況によっては、これ以上に高額になるケースもあります。

なぜこれほど価格に幅があるのかというと、コウモリ駆除は単純な作業ではなく、「追い出し」「フンの清掃・消毒」「侵入口の封鎖」といった複数の工程が必要であり、それぞれの作業規模が現場によって全く異なるためです。

例えば、数匹のコウモリが住み着いて間もないケースと、何年にもわたって数十匹のコウモリが営巣し、大量のフンが堆積しているケースとでは、作業内容も費用も大きく変わってきます。

正確な費用を知るためには、必ず複数の専門業者に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを取ることが不可欠です。

ウェブサイトなどで「〇〇円~」と極端に安い料金を提示している業者には注意し、見積もりの内訳をしっかりと確認しましょう。

害獣駆除業者の費用は何で決まる?作業別の内訳

コウモリ駆除の費用は、主に「追い出し作業費」「フン清掃・消毒費」「侵入口封鎖工事費」の3つの要素で構成されます。

これに加えて、状況に応じて追加費用が発生します。

それぞれの作業内容と費用の目安を見ていきましょう。

追い出し作業費

追い出し作業は、屋根裏にいるコウモリを傷つけずに安全に外へ追い出す作業です。

コウモリは「鳥獣保護管理法」によって保護されているため、捕獲や殺傷はできません。

そのため、コウモリが嫌がる特殊な忌避剤(スプレーや燻煙剤)を使用して、建物から自主的に出ていくように促すのが一般的です。

費用相場は10,000円~50,000円程度で、コウモリの数や作業範囲の広さによって変動します。

フン清掃・消毒費

コウモリのフンは乾燥すると粉塵となり、吸い込むとアレルギーや感染症を引き起こす危険性があるため、徹底的な清掃と消毒が不可欠です。

この作業は健康被害を防ぐ上で非常に重要です。

フンの量や汚染されている範囲に応じて費用は大きく変わり、相場は20,000円~100,000円程度です。

フンが断熱材にまで染み込んでいる場合は、断熱材の撤去・交換費用が別途必要になることもあります。

侵入口封鎖工事費

コウモリの追い出しと清掃が完了しても、侵入経路がそのままでは必ず再発します。

そのため、侵入口を物理的に塞ぐ作業が最も重要であり、費用全体の中でも大きな割合を占める部分です。

コウモリは1~2cm程度のわずかな隙間からでも侵入できるため、屋根の隙間、壁のひび割れ、換気口、通気口など、考えられるすべての侵入経路を金網やパンチングメタル、コーキング剤などで確実に塞ぎます。

費用相場は20,000円~200,000円以上と幅広く、封鎖する箇所の数や場所、使用する材料によって大きく変動します。

足場設置などの追加費用

上記の基本作業費に加えて、現場の状況に応じて以下のような追加費用が発生することがあります。

  • 足場設置費用(約100,000円~200,000円): 2階建て以上の建物や屋根の勾配が急な場合など、高所での作業に安全を確保するために足場の設置が必要となります。これは費用が高額になる大きな要因の一つです。
  • 高所作業車使用料: 足場の設置が難しい場所での作業に必要な場合に発生します。
  • 屋根や外壁の修繕費: コウモリの侵入によって破損した箇所の本格的なリフォームが必要な場合に発生します。
  • 断熱材の交換費用: フンによる汚染がひどく、断熱材の交換が必要な場合に発生します。
  • 出張費・調査費: 業者によっては、見積もりや作業場所への移動に別途費用がかかる場合があります。多くの業者は調査・見積もりを無料で行っています。

駆除費用が高額になるケースとは

コウモリ駆除の費用が相場よりも高額になりやすいのは、以下のようなケースです。

  • 被害の発見が遅れたケース: コウモリの生息期間が長く、数が増え、フンが大量に堆積している場合。清掃・消毒作業の規模が大きくなり、費用が増大します。
  • 建物の構造が複雑なケース: 侵入口の特定が難しく、封鎖すべき箇所が多い場合。工事の手間と材料費がかさみます。
  • 3階建て以上の建物や高所での作業が必要なケース: 安全対策のための足場設置が必須となり、その費用が大きく上乗せされます。
  • 屋根裏の断熱材がフンで汚染されているケース: 断熱材の撤去・処分・新規設置という大掛かりな作業が必要になります。

費用を抑えるためには、異変に気づいたらできるだけ早く専門業者に相談し、被害が拡大する前に対処することが最も重要です。

コウモリ駆除の費用を安く抑えるための5つのコツ

屋根裏のコウモリ駆除は専門的な知識と技術が必要なため、どうしても費用がかかります。

しかし、いくつかのポイントを押さえることで、無駄な出費を避け、賢く費用を抑えることが可能です。

ここでは、コウモリ駆除の費用を安くするための5つの具体的なコツをご紹介します。

悪質な業者に騙されず、適正価格で質の高いサービスを受けるために、ぜひ参考にしてください。

複数の業者から相見積もりを取る

コウモリ駆除の費用を抑えるための最も基本的かつ重要なステップが、複数の業者から相見積もりを取ることです。

1社だけの見積もりでは、提示された金額が適正価格なのか、作業内容が妥当なのかを判断できません。

最低でも3社以上の専門業者に連絡し、現地調査の上で見積もりを依頼しましょう。

その際、以下の点を比較検討することが重要です。

  • 総額だけでなく、料金の内訳が明確か:「駆除作業一式」といった曖昧な記載ではなく、「追い出し作業費」「フン清掃費」「侵入口封鎖工事費」など、項目ごとに料金が明記されているか確認します。
  • 作業内容と範囲が具体的か:どのような方法でコウモリを追い出し、どこまでの範囲のフンを清掃・消毒し、いくつの侵入口をどのように塞ぐのか、具体的な作業内容を比較します。
  • 保証内容と期間:再発保証の有無や期間、保証の対象範囲もしっかりと確認しましょう。

料金の安さだけで業者を選ぶのは危険です。

安すぎる見積もりは、必要な作業が省略されていたり、後から高額な追加料金を請求されたりするケースもあります。

見積もり時の担当者の対応や説明の丁寧さも踏まえ、総合的に信頼できる業者を選びましょう。

被害が広がる前に早めに業者へ相談する

「屋根裏で物音がするけど、そのうちいなくなるだろう」と放置してしまうのは、最も費用を高くしてしまう原因の一つです。

コウモリは繁殖力が高く、放置する期間が長くなるほど、巣に集まる数が増え、被害は深刻化します。

被害が拡大すると、以下のような理由で駆除費用が高額になります。

  • フンの蓄積:コウモリの数が増えれば、当然フンの量も増えます。大量のフンは清掃・消毒作業に時間と手間がかかるため、費用がかさみます。
  • 建材へのダメージ:フンや尿は酸性で、長期間放置されると天井のシミや悪臭の原因になるだけでなく、断熱材や木材を腐食させることもあります。こうなると、駆除費用に加えてリフォーム費用まで必要になる可能性があります。
  • 侵入口の増加:コウモリの数が増えると、出入りする侵入口が増えたり、既存の隙間が広がったりすることがあり、封鎖工事の規模が大きくなります。

屋根裏からの物音や、家の周りでのフンの発見など、コウモリの気配を感じたら、被害が小さいうちに専門業者へ相談することが、結果的に総費用を抑える最善策です。

火災保険が適用できるか確認する

コウモリの駆除費用そのものに、火災保険が適用されることは基本的にありません。

しかし、コウモリが家に侵入した原因によっては、その修繕費用に火災保険が使える可能性があります。

注目すべきは、火災保険の補償項目に含まれる「風災・雹災(ひょうさい)・雪災」です。

例えば、「台風の強風で屋根瓦が破損し、その隙間からコウモリが侵入するようになった」というケースでは、屋根瓦の修繕工事費用が保険の適用対象となる場合があります。

この修繕工事と併せて侵入口の封鎖を行えば、実質的な自己負担を軽減できる可能性があります。

ただし、保険が適用されるかどうかは、被害の状況やご加入の保険契約内容によって異なります。

「保険金が使える」と安易に勧誘してくる業者には注意し、まずはご自身で保険証券を確認するか、契約している保険会社や代理店に直接問い合わせて、補償の対象となるかを確認することが重要です。

追加料金が発生しないか事前にチェック

最初に提示された見積もり金額が安くても、作業後に追加で高額な料金を請求されるトラブルは少なくありません。

このような事態を避けるため、契約前に必ず追加料金の有無について確認しましょう。

優良な業者は、見積もり時に次のような説明をしてくれます。

  • どのような場合に追加料金が発生する可能性があるか(例:見積もり時に確認できなかった侵入口が見つかった場合、天井裏の断熱材の交換が必要になった場合など)。
  • 追加作業が必要になった際は、必ず作業前にお客様に状況を報告し、料金を提示した上で、了承を得てから作業に着手すること。

これらの内容が、口頭での説明だけでなく、見積書や契約書に明記されているかを確認してください。

「追加料金は一切かかりません」と断言する業者よりも、起こりうる可能性を正直に説明し、その際の対応プロセスを明確に示してくれる業者の方が信頼できます。

長期保証のある業者を選ぶ

コウモリは非常に強い帰巣本能を持つ動物です。

一度追い出しても、侵入口の封鎖が不完全だと、わずかな隙間を見つけて再び同じ場所に戻ってきてしまう可能性があります。

そのため、駆除業者を選ぶ際には、再発防止策と保証制度が充実しているかどうかが極めて重要です。

保証制度は、いわば業者の施工技術に対する自信の表れです。

保証期間内にコウモリが再侵入した場合、無償で再度対応してもらえます。

初期費用が多少高くても、長期保証が付いている業者を選んだ方が、万が一再発した際に再び駆除費用を支払うリスクをなくせるため、長期的に見ればコストを抑えることに繋がります。

保証について確認する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 保証期間:1年、3年、5年、最長で10年など、業者によって期間は様々です。できるだけ長い保証期間を設けている業者を選びましょう。
  • 保証内容:どのような場合に保証が適用されるのか、保証の対象となる範囲(施工箇所のみか、建物全体か)など、具体的な条件を詳しく確認します。
  • 保証書の発行:口約束ではなく、必ず書面で保証書を発行してもらい、大切に保管しておきましょう。

失敗しない優良なコウモリ駆除業者の選び方

屋根裏のコウモリ駆除は、専門的な知識と技術を要するため、業者選びが成功の鍵を握ります。

しかし、数多くの業者の中から信頼できる一社を見つけるのは簡単ではありません。

中には高額な請求をしたり、不十分な施工で被害が再発したりする悪質な業者も存在します。

ここで紹介する4つのポイントを押さえ、確実で安心なコウモリ駆除を実現しましょう。

コウモリ駆除の実績が豊富な業者か

まず最も重要なのが、コウモリ駆除の実績が豊富であることです。

コウモリは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって保護されており、許可なく捕獲や殺傷をすることが禁じられています。

そのため、法律を遵守した正しい知識と、コウモリを傷つけずに追い出す専門技術が不可欠です。

実績の有無は、以下の点で確認しましょう。

  • 公式サイトの施工事例: 公式サイトに、コウモリ駆除の具体的な施工事例が写真付きで掲載されているか確認します。どのような状況で、どういった手順で駆除を行ったのかが詳しく書かれている業者は、技術力に自信がある証拠です。
  • 専門知識の有無: コウモリの生態や関連法規に詳しいスタッフが在籍しているかどうかも重要です。問い合わせの際に、コウモリの種類や習性、法律に関する質問をしてみて、的確に答えられるかを確認するのも一つの方法です。
  • 創業年数と地域での経験: 長年の実績がある業者は、様々なケースに対応してきた経験とノウハウが蓄積されています。また、地域に密着した業者であれば、その土地の建物の構造やコウモリの被害傾向を熟知している可能性が高いでしょう。

見積もりの内容が明確で分かりやすいか

信頼できる業者は、必ず現地調査を行った上で詳細な見積書を提示します。

見積書は、料金の妥当性や作業内容を判断するための重要な書類です。

以下の点をしっかりチェックし、少しでも不明な点があれば必ず質問しましょう。

  • 詳細な内訳の記載: 「コウモリ駆除一式」といった曖昧な表記ではなく、「追い出し作業」「フン清掃・消毒作業」「侵入口封鎖工事」など、作業項目ごとに料金が明記されているか確認します。特に侵入口封鎖工事については、使用する資材(金網、コーキング剤など)や施工箇所、単価まで記載されているとより信頼できます。
  • 現地調査の丁寧さ: 見積もり前の現地調査を丁寧に行うかどうかも重要な判断基準です。屋根裏や天井裏、外壁の隙間など、被害状況や侵入経路を隅々までチェックし、写真などで分かりやすく説明してくれる業者は信頼性が高いと言えます。
  • 追加料金に関する説明: 見積もり金額以外に追加料金が発生する可能性はあるのか、あるとすればどのようなケースかを事前に確認しておくことがトラブル防止に繋がります。優良な業者は、追加料金の可能性について事前にきちんと説明してくれます。

再発防止の保証とアフターフォローが充実しているか

コウモリは非常に強い帰巣本能を持つため、一度追い出しても同じ場所に戻ってくる可能性が高い害獣です。

そのため、駆除作業そのものだけでなく、徹底した再発防止策と、その後の保証・アフターフォローが極めて重要になります。

保証期間の長さと内容: 保証期間は業者によって様々ですが、一般的には1年〜5年程度が目安です。中には10年といった長期保証を設けている業者もあります。保証期間が長いほど、施工技術に自信を持っている証と捉えられます。また、保証が適用される条件(施工箇所から再侵入があった場合など)や、保証期間内に再発した場合の対応(無償での再施工など)を書面で明確に提示してもらいましょう。

アフターフォローの有無: 施工完了後も、定期的な点検を実施してくれるなど、アフターフォローが充実している業者を選ぶとより安心です。保証と合わせて、どのようなサポートが受けられるのかを契約前に確認しておきましょう。

利用者の口コミや評判を確認する

実際にその業者を利用した人の声は、業者選びの貴重な情報源です。

ただし、情報のすべてを鵜呑みにせず、客観的な視点で判断することが大切です。

  • 複数の情報源をチェック: 業者の公式サイトに掲載されている「お客様の声」だけでなく、Googleマップのレビューや、害獣駆除の比較サイトなど、複数の情報源を確認しましょう。良い評価だけでなく、悪い評価にも目を通し、なぜ低評価なのか理由を確認することが重要です。
  • 具体的な内容を確認する: 「良かった」「安かった」といった漠然とした感想だけでなく、「スタッフの対応が丁寧だった」「見積もりの説明が分かりやすかった」「作業後の清掃まで完璧だった」など、具体的な内容が書かれている口コミは信頼性が高いと言えます。料金や作業内容、保証に関するトラブルの書き込みがないかもチェックしましょう。

これらのポイントを総合的に判断し、複数の業者を比較検討することで、ご自宅の状況に最も適した信頼できる駆除業者を見つけることができます。

焦らず、じっくりと選ぶことが、屋根裏のコウモリ被害を根本的に解決するための第一歩です。

屋根裏のコウモリ害獣駆除に関するよくある質問

屋根裏のコウモリ駆除を業者に依頼する際、多くの方が抱く疑問や不安について、専門的な視点からQ&A形式でお答えします。

いざという時に慌てないよう、事前に確認しておきましょう。

駆除にはどのくらいの時間がかかりますか?

コウモリ駆除にかかる時間は、被害の状況や建物の構造によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

まず、初回の現地調査と見積もりの提示には、おおよそ1時間~2時間程度かかります。

この段階で、被害範囲、コウモリの数、侵入経路などを特定します。

実際の駆除作業(追い出し、侵入口の封鎖)は、被害が小規模で侵入口が特定しやすい場合、半日~1日で完了することもあります。

しかし、屋根裏が広く複雑な構造であったり、複数の侵入口があったり、高所作業用の足場が必要になったりするケースでは、数日から1週間以上かかることも珍しくありません。

追い出し作業後のフンの清掃や殺菌・消毒作業には、フンの量や汚染範囲に応じて半日~1日程度を要します。

正確な期間については、必ず業者による現地調査の上で提示される工程表やスケジュールを確認してください。

駆除作業中はずっと家にいないとダメですか?

駆除作業の全工程で、常に在宅していただく必要はありません。

しかし、お客様の立ち会いをお願いしたい重要なタイミングがいくつかあります。

一般的に立ち会いが必要となるのは、以下の3つのタイミングです。

  • 契約前の現地調査と見積もり説明時: 業者が被害状況を正確に把握し、お客様に作業内容や費用について詳しくご説明するために、立ち会いをお願いしています。疑問点はこの時にすべて解消しておきましょう。
  • 作業開始前の打ち合わせ時: 当日の作業内容や流れについて最終確認を行います。
  • 作業完了後の最終確認時: 侵入口がすべて確実に封鎖されているか、清掃・消毒の状態はどうかなど、作業の仕上がりをお客様ご自身の目で確認していただきます。

実際の追い出し作業や清掃作業中は、ご不在でも問題ないケースがほとんどです。

ただし、貴重品の管理はご自身で行っていただく必要があります。

作業スケジュールや立ち会いの必要性については、事前に業者とよく相談し、双方の都合を調整しておくことが大切です。

賃貸物件の場合の駆除費用は誰が負担しますか?

アパートやマンション、戸建てなどの賃貸物件でコウモリ被害が発生した場合、その駆除費用は原則として建物の所有者である大家(貸主)や管理会社が負担するケースが一般的です。

これは、民法において、貸主は借主が問題なく居住できるよう建物を維持・修繕する義務(修繕義務)を負っているためです。

コウモリが侵入できる隙間があるといった建物の構造上の問題は、この修繕義務の範囲に含まれると解釈されることが多いためです。

ただし、ご自身の判断で勝手に業者に依頼してしまうと、費用を自己負担しなければならなくなる可能性があります。

屋根裏から物音がするなど、コウモリの気配を感じたら、まずは速やかに大家さんや管理会社に連絡・相談してください。

その後の対応(業者選定や費用負担)については、必ず貸主側の指示に従いましょう。

また、念のため賃貸借契約書に害虫・害獣駆除に関する特約がないかどうかも確認しておくことをおすすめします。

どんな業者に依頼すれば良いですか?

コウモリは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」で保護されており、許可なく捕獲や殺傷ができない特殊な害獣です。

そのため、業者選びは特に慎重に行う必要があります。

優良な業者を選ぶには、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

  • コウモリ駆除の専門性と実績: 公式サイトなどで、コウモリ駆除の施工実績が豊富に掲載されているかを確認します。
  • 法律の遵守: 鳥獣保護管理法を正しく理解し、追い出しという適切な方法で駆除を行う業者であるかを確認します。
  • 明確な見積もり: 現地調査を丁寧に行い、作業内容の内訳が明記された詳細な見積書を提示してくれるかを確認します。
  • 徹底した再発防止策と保証: 追い出すだけでなく、侵入口を確実に封鎖する技術があり、長期の再発保証制度が整っているかを確認します。
  • 丁寧な顧客対応: 不安な点や疑問に対し、専門用語を避け、分かりやすく丁寧に説明してくれるかも重要な判断基準です。

これらのポイントを踏まえ、複数の業者から相見積もりを取り、料金だけでなくサービス内容や保証、担当者の対応を総合的に比較して、最も信頼できる業者に依頼することが成功の鍵となります。

まとめ

屋根裏のコウモリはフンによる健康被害や建物へのダメージを引き起こすため、放置は非常に危険です。

コウモリは鳥獣保護管理法により許可なく捕獲・殺傷することが禁じられており、個人での駆除は法律違反となるリスクや感染症の危険を伴います。

安全かつ確実に問題を解決するためには、専門の駆除業者への依頼が最善の選択です。

費用を抑えるには、被害が広がる前の早期相談と複数業者からの相見積もりが鍵となります。

まずは信頼できる業者に相談し、被害状況の調査から始めましょう。


駆除ザウルス